「検索対策=SEO」だけでない!インターンが学んだ検索対策とは?

「検索対策=SEO」だけでない!インターンが学んだ検索対策とは?

◼️検索方法の多様化

検索方法の変化。従来の方法でGoogleなどの検索エンジンで「検索」を行う人もいれば、ChatGPTのようなAIに知りたいことを尋ねる人もいれば、SNS上で検索を行う人や動画サイトで検索する人もおり、検索する場所が多様化している

具体的なチャネル例:

  • Googleなどの検索エンジン
  • X、TikTokなどのSNS
  • YouTubeなどの動画サイト
  • ChatGPTなどのAI

これまではSEOを意識したコンテンツ生成のみで良かったが、多くのユーザーに来訪してもらうためにはSEOだけじゃ足りない時代になった。

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◼️今後中心になる可能性がある検索方法とは?

特に注目されているのが、AIによる検索体験の変化です。
ユーザーは今や、ChatGPTなどのAIに直接質問し、知りたいことをすぐに簡潔に要約された形で知りたい情報に辿り着くことに慣れ出している。Googleで検索しても、記事本文を読むのではなく、AIが生成した要約だけを見て離脱するケースが増加しています。

Googleで検索しても上位に来る「AI Overview」で内容を理解し、記事をクリックしなくなってきている。「AI Overview」によりSEOのCTRが減少したなどの情報もある。つまり、「検索」してニーズに合いそうな記事を探すから、AIにより要約された内容で知りたかったことが知れる状況である。

◼️脱SEO”のみ”対策

おさらいですが、SEOはあくまでサイト来訪数を増やすための検索エンジン向けの施策です。検索行為が検索エンジン以外にも増えている現状を考え、SEO一本足打法からの脱却が必要になり、コンテンツの作り方も変える必要があり、扱うサービスによって何を優先にすべきかも変わる。といってもAIで記事やコンテンツを作り続けていくと、同質化が起こり、価値のある情報と思われなくなるので、AIに頼り続けるだけでは優位性を保つことは難しいので競合と戦うことが難しくなる。

◼️これからの集客力向上のため

SEOだけでなく、様々なタッチポイントに対し適切なコンテンツを流していくことで集客力を担保することが可能。その中でどうういう組み合わせがベストなのか?どこに投資すべきかを横断的に考えていくことが必要になる。 

そのために必要な分析手法としてMMM(マーケティング・モデリング・ミックス)がある。  

デジタル特化だがMMMを非常に安価で簡単に実行することが可能なサービスが「NeX-Ray」である。

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タイトルで釣ってませんか?~CTRだけを追いかける危険性~

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CTRは「入り口指標」でしかない 広告運用やSEOを担当していると、どうしてもCTR(クリック率)の数字が気になります。 確かにCTRは、広告や検索結果が「選ばれるかどうか」を測る重要なKPIです。数字が上がれば「改善できた」と思いたくなります。 しかし、CTRはあくまで「入り口の指標」。 クリックされた先でユーザーがすぐに離脱してしまえば、どれだけCTRが高くても意味がありません。実務で成果を上げるには、CVR(コンバージョン率)やCPA(顧客獲得単価)とセットで評価する視点 が欠かせません。 【PR】マーケティングの全体最適ならNeX-Ray NeX-Ray マーケティングミックスモデリングアカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができますNeX-Ray マーケティングミックスモデリング 釣りっぽいタイトルや広告が招く失敗 CTRを伸ばすためにありがちな手法が「誇張した表現」や「釣りタイトル」を使うことです。 例: * SEO記事 → 「絶対に稼げる方法!」 * 広告 → 「今だけ100%無料で結果が出る」 こうした表現

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業界別ROASの平均と改善のヒント|広告担当者必見

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マーケティングデータ分析の歴史

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ROAS戦略とは?広告効果を最大化するための基本と実践法

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