マーケティングデータをスプレッドシートにまとめているのはもう古い

~ 最新のデータ活用法で、マーケティング効果を最大化する方法とは? ~

マーケティングデータをスプレッドシートにまとめているのはもう古い

マーケティング部門において、スプレッドシート(スプシ)を使ってデータを管理するのは一般的な方法でした。しかし時代は令和、流行に敏感なはずのマーケティング業界で、まだスプシのコピペ管理でいいのでしょうか?

スプレッドシート管理の限界

スプレッドシートは便利で直感的なツールですが、マーケティングデータの複雑化に伴い、いくつかの大きな問題が生じます。

  1. データ量の増加に対応できない
    マーケティング活動では、多くのチャネル(SNS、広告、メール、ウェブサイト分析など)のデータを取り扱います。スプシでは、大量データの処理が遅くなり、編集や分析に時間がかかるケースが増えています。
  2. データの更新と整合性の問題
    複数のメンバーがスプシを編集する場合、データの重複や入力ミスが頻発します。また、最新データにアクセスできないことが分析の精度を低下させます。
  3. 分析・可視化の限界
    スプシ上でのデータ分析は基本的な関数やグラフ作成に限られ、複雑なデータモデルや機械学習には対応できません。これにより、データを深く掘り下げたインサイトの発見が難しくなります。

最新のMMM(Marketing Mix Modeling)ツールを作りました

NeX-Ray マーケティングツール
アカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができます

ワンクリックで各メディアのデータを毎日自動で集計できるようになります。

製品紹介文

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料金プラン(税抜・月額・組織あたり)

  • Free:0円 (クレカ登録なしでご利用可能)
  • Starter:6,000円
  • Professional:60,000円
  • Enterprise:144,000円

現在の対応済媒体

  • Google Analytics
  • Google広告
  • Youtube
  • Google Adsense
  • Google Admob
  • Yahoo広告
  • Microsoft広告
  • Facebook
  • Instagram
  • LInkedIn
  • TikTok
  • Meta広告
  • LinkedIn広告
  • TikTok広告

今後対応予定の媒体

  • Google Search Console
  • X
  • X広告
  • Line広告
  • Cretio
  • Pinterest
  • Pinterest広告
  • SnapChat
  • SnapChat広告
  • Threads
  • BeReal広告
  • (他にご要望があれば、対応いたします)

今考えている新機能(機械学習系)

  • ABテストの際のt検定の自動化
  • 広告費の予算配分最適化
  • KGIへの各施策の貢献度の可視化

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タイトルで釣ってませんか?~CTRだけを追いかける危険性~

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