企業規模に関わらずマーケでよく起こる問題

企業規模に関わらずマーケでよく起こる問題

ぱっと見華やかなので人気職種らしい。

 マーケティング職は学生や若年から人気のようだ。マーケを生業としてる私からは誇らしい話だ。華やかそうに見えるからかと思うが、実際マーケの現場はかなり地味なタスクも多い。その1つがデータ分析になる。今はテックも進化したのでそこまで負荷は掛からずともできるがそれと合わせて謎の英単語3文字省略の多さ。言語を覚えるのも大変だった記憶がある。そんな職種だから私も本当に何も知らない子が会社都合や本人希望による異動で受け入れた。大企業の時はCMなどで華やかなイメージがあり、移動希望者が多かった、ベンチャーの時は会社都合の異動などがあった。当然その人たちはCVRなどの数多の用語を知らない。そんな子達を受け入れなくてはならないマネージャーは一層の負荷がかかる。当たり前に使ってた表現を選ばなくては伝わらない。

ビジネス基本スキルも怪しい子が異動希望を出すケースもあり・・教育工数が莫大になる


 ごく稀な例だと思うが過去エクセルすらろくに触れない子が部下だった。GAよりも基礎中の基礎だと思ったが、ひたすらに飛び込み営業してた子なら仕方ない。
 そのような状況で本来やらなくてはならないプランニングなどまで手が回らないリスクがある。
 ただ今はテックによりこのような負荷が低減され、本質的に実行しなくてはならないことに時間が割ける。
 マーケテックのツールなどを積極的に使用することが大事だ。
 素人にセッションとPVの違いを教える暇なんてないし、売上は上がらない。
そんな時に分析や最適施策を設計するためのMMMを簡易に安価に扱うことができる「NeX-Ray」と出会っていたかった。。

NeX-Ray マーケティングミックスモデリング
アカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができます

Read more

タイトルで釣ってませんか?~CTRだけを追いかける危険性~

タイトルで釣ってませんか?~CTRだけを追いかける危険性~

CTRは「入り口指標」でしかない 広告運用やSEOを担当していると、どうしてもCTR(クリック率)の数字が気になります。 確かにCTRは、広告や検索結果が「選ばれるかどうか」を測る重要なKPIです。数字が上がれば「改善できた」と思いたくなります。 しかし、CTRはあくまで「入り口の指標」。 クリックされた先でユーザーがすぐに離脱してしまえば、どれだけCTRが高くても意味がありません。実務で成果を上げるには、CVR(コンバージョン率)やCPA(顧客獲得単価)とセットで評価する視点 が欠かせません。 【PR】マーケティングの全体最適ならNeX-Ray NeX-Ray マーケティングミックスモデリングアカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができますNeX-Ray マーケティングミックスモデリング 釣りっぽいタイトルや広告が招く失敗 CTRを伸ばすためにありがちな手法が「誇張した表現」や「釣りタイトル」を使うことです。 例: * SEO記事 → 「絶対に稼げる方法!」 * 広告 → 「今だけ100%無料で結果が出る」 こうした表現

By 土田倫生佳
業界別ROASの平均と改善のヒント|広告担当者必見

業界別ROASの平均と改善のヒント|広告担当者必見

1. ROASとは?基本を押さえる ROAS(Return On Advertising Spend)は「広告費に対してどれだけの売上を獲得できたか」を示す指標です。計算式は次の通りです。 ROAS(%)= 広告経由の売上 ÷ 広告費用 × 100 例えば広告費50万円で売上200万円ならROASは400%。広告費1円あたり4円の売上を生んだことになります。 【PR】ROAS最適化ならNeX-Ray NeX-Ray マーケティングミックスモデリングアカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができますNeX-Ray マーケティングミックスモデリング 2. ROASの平均はどのくらいか? 「平均的にどの程度あれば良いのか?」は広告運用担当者が気になるポイントです。一般的な目安は以下の通りです。 * 100%未満:広告費を回収できておらず赤字 * 200〜300%:利益率によっては不十分 * 300〜500%:多くの業界で健全ライン * 500%以上:効率的で優秀な水準 ただし、実際には業界や商材の特性によって基準が大きく変わりま

By 土田倫生佳
マーケティングデータ分析の歴史

マーケティングデータ分析の歴史

1950〜70年代は、マスマーケティングと基本統計の時代である。経済成長期で、大量生産・消費の時代であり、企業は「より多くの人に知ってもらう」ことを重視していた。そのため、ターゲティングの概念はほぼ存在せずマクロ戦略が主流としていた。分析方法は、定性調査や定量調査に依存しており、調査は手作業で集計されていた。また基本的な記述統計が使用されていた。 1980〜90年代は、セグメンテーションとCRMの始まりの時代である。POSシステムが導入されたことによりSKU単位の販売データ取得が可能になり、ダイレクトマーケティングやロイヤルマーケティングが登場したことにより「顧客ごとに異なるアプローチをする」という考え方が生まれた。RFM分析が分析方法の定番となり、「One to Oneマーケティング」の準備期なのがこの時代である。購買予測モデルの構築や顧客ランクづけ(有料顧客・休眠客・見込客)によるキャンペーン設計を行い始めた。 2000年代前半は、Webマーケティングとアクセス解析の時代である。インターネットの普及によりユーザーの行動履歴が簡単に取得可能となった。また、Google Analy

By 土田倫生佳
ROAS戦略とは?広告効果を最大化するための基本と実践法

ROAS戦略とは?広告効果を最大化するための基本と実践法

1. ROASとは?まずは基本を理解する ROAS(Return On Advertising Spend)とは、広告費用に対してどれだけの売上を獲得できたかを示す指標です。 計算式は非常にシンプルで、以下のようになります。 ROAS(%)=広告経由の売上 / 広告費用×100 例えば、10万円の広告費で50万円の売上を得られた場合、ROASは500%です。 つまり「広告費1円で5円の売上を生み出した」ことになります。 2. なぜROAS戦略が重要なのか? 広告運用では「どの広告が成果を生んでいるか」を判断し、効率的に予算を配分する必要があります。 このときROASは、広告の投資対効果を数値で把握できるシンプルな基準となります。 * 無駄な広告費を削減できる * 高パフォーマンス広告に集中投資できる * 利益率を踏まえた健全な広告運営が可能になる ➡ROASを軸に戦略を立てることで、感覚的ではなくデータドリブンな広告運用が実現できます。 3. ROAS戦略の基本的な考え方 ROAS戦略を立てるときには、次の3つのステップを押さえることが大切です。 ① 目

By 土田倫生佳