BtoBでもMMMが重要に

BtoBでもMMMが重要に

昨今タクシーCMやYoutubeを使ったビジネス関連動画、ビジネス系SNSなどを活用し、リードの獲得やナーチャリングを行うなどtoBもマーケ施策のバリエーションが拡大しています。一昔前だと展示会などで大量リードを獲得したりすることがリード数を稼ぐ上で重要でした。しかし展示会はリードを大量に獲得することが可能ですが、必ずしもCACがよくなるわけではありません。CAC目線で見るとWeb広告の方がよくなる可能性があります。

ただ展示会は一つのテーマの見本市のように捉えることもでき、そのテーマに興味がある人たちへのブランディングも可能です。展示会で見たから、検索してみたりWeb広告をクリックしてみたりする方も多いでしょう。

もちろんSFAなどを使うことで、どのチャネルから入った人が商談までいったのか、分かります。が例えばタクシーCMをみたことによりCTRが上がり、最終的に商談が成立したのかわからないケースもあります。

確かにタクシー広告は乗車者当たり、企業のハイレイヤー層が多い可能性があり、決裁者へアプローチできる可能性は高いかと思いますが必ずしもタクシーCMによりCACが改善したかどうかは通常の分析では解明しづらく、投資の妥当性などを証明できない可能性が高いです。toCよりもtoBの方が広告宣伝費が少ないケースが多いので、限られた予算の中で、最適な投資プランを描くことが重要になります。

過去は施策のバリエーションが少なかったので高度な分析は必要ないケースがありましたが、施策のバリエーションが増大している中で適切な分析により、CACがよくなるマーケプランを策定することが重要になります。

その中で「Nex -Ray」はMMMを安価で簡単に実行可能なため、最適なプランの策定に向いています。

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タイトルで釣ってませんか?~CTRだけを追いかける危険性~

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CTRは「入り口指標」でしかない 広告運用やSEOを担当していると、どうしてもCTR(クリック率)の数字が気になります。 確かにCTRは、広告や検索結果が「選ばれるかどうか」を測る重要なKPIです。数字が上がれば「改善できた」と思いたくなります。 しかし、CTRはあくまで「入り口の指標」。 クリックされた先でユーザーがすぐに離脱してしまえば、どれだけCTRが高くても意味がありません。実務で成果を上げるには、CVR(コンバージョン率)やCPA(顧客獲得単価)とセットで評価する視点 が欠かせません。 【PR】マーケティングの全体最適ならNeX-Ray NeX-Ray マーケティングミックスモデリングアカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができますNeX-Ray マーケティングミックスモデリング 釣りっぽいタイトルや広告が招く失敗 CTRを伸ばすためにありがちな手法が「誇張した表現」や「釣りタイトル」を使うことです。 例: * SEO記事 → 「絶対に稼げる方法!」 * 広告 → 「今だけ100%無料で結果が出る」 こうした表現

By 土田倫生佳
業界別ROASの平均と改善のヒント|広告担当者必見

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1. ROASとは?基本を押さえる ROAS(Return On Advertising Spend)は「広告費に対してどれだけの売上を獲得できたか」を示す指標です。計算式は次の通りです。 ROAS(%)= 広告経由の売上 ÷ 広告費用 × 100 例えば広告費50万円で売上200万円ならROASは400%。広告費1円あたり4円の売上を生んだことになります。 【PR】ROAS最適化ならNeX-Ray NeX-Ray マーケティングミックスモデリングアカウント連携をするだけで、SNSや広告などの様々な媒体を一元管理することができますNeX-Ray マーケティングミックスモデリング 2. ROASの平均はどのくらいか? 「平均的にどの程度あれば良いのか?」は広告運用担当者が気になるポイントです。一般的な目安は以下の通りです。 * 100%未満:広告費を回収できておらず赤字 * 200〜300%:利益率によっては不十分 * 300〜500%:多くの業界で健全ライン * 500%以上:効率的で優秀な水準 ただし、実際には業界や商材の特性によって基準が大きく変わりま

By 土田倫生佳
マーケティングデータ分析の歴史

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1950〜70年代は、マスマーケティングと基本統計の時代である。経済成長期で、大量生産・消費の時代であり、企業は「より多くの人に知ってもらう」ことを重視していた。そのため、ターゲティングの概念はほぼ存在せずマクロ戦略が主流としていた。分析方法は、定性調査や定量調査に依存しており、調査は手作業で集計されていた。また基本的な記述統計が使用されていた。 1980〜90年代は、セグメンテーションとCRMの始まりの時代である。POSシステムが導入されたことによりSKU単位の販売データ取得が可能になり、ダイレクトマーケティングやロイヤルマーケティングが登場したことにより「顧客ごとに異なるアプローチをする」という考え方が生まれた。RFM分析が分析方法の定番となり、「One to Oneマーケティング」の準備期なのがこの時代である。購買予測モデルの構築や顧客ランクづけ(有料顧客・休眠客・見込客)によるキャンペーン設計を行い始めた。 2000年代前半は、Webマーケティングとアクセス解析の時代である。インターネットの普及によりユーザーの行動履歴が簡単に取得可能となった。また、Google Analy

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ROAS戦略とは?広告効果を最大化するための基本と実践法

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1. ROASとは?まずは基本を理解する ROAS(Return On Advertising Spend)とは、広告費用に対してどれだけの売上を獲得できたかを示す指標です。 計算式は非常にシンプルで、以下のようになります。 ROAS(%)=広告経由の売上 / 広告費用×100 例えば、10万円の広告費で50万円の売上を得られた場合、ROASは500%です。 つまり「広告費1円で5円の売上を生み出した」ことになります。 2. なぜROAS戦略が重要なのか? 広告運用では「どの広告が成果を生んでいるか」を判断し、効率的に予算を配分する必要があります。 このときROASは、広告の投資対効果を数値で把握できるシンプルな基準となります。 * 無駄な広告費を削減できる * 高パフォーマンス広告に集中投資できる * 利益率を踏まえた健全な広告運営が可能になる ➡ROASを軸に戦略を立てることで、感覚的ではなくデータドリブンな広告運用が実現できます。 3. ROAS戦略の基本的な考え方 ROAS戦略を立てるときには、次の3つのステップを押さえることが大切です。 ① 目

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